蓄電池

オムロンの家庭用蓄電池!運用システムや蓄電容量を好みに選択できる「KPBP-Aシリーズ」

オムロンとは

オムロンは1933年に創業されたオムロンは、主に制御機器や電子部品を開発しているメーカーで医療機器製造で培った技術を活かし、高性能の機器を開発しているメーカーです。

身近なところでは家庭用医療機器を扱い、環境に配慮した経営を行うためのトータルサポートなどの環境関連事業も行ってきました。

太陽光発電用パワーコンディショナーの主力メーカーのひとつで、蓄電システムの開発、販売も行っていて環境に配慮した事業に意欲的で、太陽光発電と蓄電システムの連携で省エネを目指しています。

オムロンの蓄電池

KPBP-Aシリーズ

単機能設置タイプとハイブリッドタイプを状況に合わせて選べるマルチ蓄電です。

蓄電池容量は、6.5kwh、9.8kwh、16.4kwhの3つのタイプから選ぶことが出来ます。

運営システム

運営システムは、単機能蓄電システム、ハイブリッド蓄電システム、全負荷対応ハイブリッド蓄電システムの3つから選ぶことが出来ます。

単機能蓄電システムは、蓄電池のみで使用する方の製品です。

後付けで蓄電池を追加して自家消費や停電対策がしたいに向いています。

 

ハイブリッド蓄電システムは、太陽光発電をこれから設置する方の製品です。

太陽光発電で暮らしながら万が一の停電時にも最低限は備えたい家庭に向いています。

 

全負荷対応ハイブリッド蓄電システムは、停電時に家庭の電力を全て賄い普段通りに暮らしたい方向けの製品です。

全負荷タイプなので停電時も家中の家電全て使えます。

運転モード

経済モード

余った発電分は売電を優先されます。

余剰電力は売電して、夜間電力で蓄電池に充電し、朝夕は蓄電池から電気を使って電気代を節約します。

安心モード

停電に備えて蓄電残量維持を優先されます。

蓄電池の残量を確保して万一の停電時に使用できるようにします。

グリーンモード

自家消費を優先して効率よく電気を使います。

余剰電力は蓄電池に充電して、夜までできるだけ自家消費を優先し、さらに夜間電力を充電し朝までの電力をまかないます。

蓄電池の気になるポイント

保証期間はどれくらい?

一般的に10年保証があります。

長いものでは有償・無償含めて15年保証もあります。

蓄電池サイズは?設置場所は?

蓄電池には、屋内設置用と、屋外設置用があります。

設置場所に置けるサイズかどうかの確認は必要です。

蓄電池はどんどんコンパクトサイズになっています。

災害対策として、水没しないよう室内に設置できるか、屋外でも地面から離して設置できるかなどを確認して設置する必要があります。

一緒に知っておくべき蓄電池メーカー

テスラの蓄電池「Powerwall」

Powerwallは、高級車メーカーのテスラが開発、製造している家庭用蓄電池です。

日本では2020年頃から販売がはじまり多くの家庭やお店で設置されています。

テスラの蓄電池はPowerwallの1種類のみとなっています。

 

Powerwallの蓄電池は単機能型・全負荷タイプです。

全負荷タイプとは、電気の契約や生活環境にもよりますが、60Aや10kVA相当までのすべての部屋で電気の使用が出来るというタイプになります。

200V対応商品が多い為、停電時にもエアコン・IH・エコキュートを使用できます。

全負荷タイプが向いている家庭はオール電化を利用している家庭や2世帯家族、ペットや小さいお子さんがいる家庭に特に向いています。

▶Powerwall(パワーウォール)の蓄電池が人気!テスラの蓄電池を紹介

パナソニックの蓄電池「創畜連携システムS+」

パナソニックは、主に家庭用電気機器メーカーで家庭用電子機器、電化製品、FA機器、情報通信機器、住宅関連機器などの生産、販売、サービスをしている会社です。

国内電機業界では日立製作所、ソニーに次いで3位の売上高です。

「創畜連携システム」は太陽光発電メーカーである強みを生かして蓄電システムとの連携を推奨し、さらにパナソニック製のエネファームを連携することでさらに経済的で、節電効果を生み出すことができます。

2つのパワーコンディショナをパワーステーションに一体化により電気を効率よく活用できます。

太陽光発電の電気を蓄電池に直流で直接充電で電気の変換ロスが少なく効率よく電気を活用できます。

停電時には電気が使えて安心できます。

▶パナソニックの家庭用蓄電池はバリエーションが豊富で選びやすい

最後に

今後家庭用蓄電器を利用する人は使用目的に合う製品を選ぶことが大切です。

普段の電気料金を節約する、災害や停電時の非常用、太陽光発電と併用するなら売電収入増などのこと考えていく必要があります。

 

また、メーカーごとのに種類や特徴が違く、蓄電池のスペックなどを総合的に判断し、目的に合ったものを見極めて選ぶことをおすすめします。

本体価格と設置費用は販売会社により差がでることがあるので、必ず複数業者の見積もりを出してもらい比較して見極めるほうがいいと思います。

これから蓄電池や太陽光を始めたいと考えている人や、すでに購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

オムロンの家庭用蓄電池🔽