Powerwallとは

Powerwallは、高級車メーカーのテスラが開発、製造している家庭用蓄電池です。
日本では2020年頃から販売がはじまり多くの家庭やお店で設置されています。
テスラの蓄電池はPowerwallの1種類のみとなっています。
テスラという会社
テスラ社は、アメリカのテキサス州オースティンに本社を置く電気自動車メーカーです。
環境に良い取り組みのもと電気自動車や蓄電システムの開発をしています。
電気自動車では「ModelS」「Model3」「ModelX」などを主に販売しています。
EVも蓄電池も今注目されている人気メーカーとなっています。
CEOも有名でイーロン・マスクと言う方で上記の事業の他にスペースXなどの宇宙事業まで展開しています。
Powerwallの特徴
Powerwallの蓄電池は単機能型・全負荷タイプです。
全負荷タイプとは、電気の契約や生活環境にもよりますが、60Aや10kVA相当までのすべての部屋で電気の使用が出来るというタイプになります。
200V対応商品が多い為、停電時にもエアコン・IH・エコキュートを使用できます。
全負荷タイプが向いている家庭はオール電化を利用している家庭や2世帯家族、ペットや小さいお子さんがいる家庭に特に向いています。
屋外設置型の蓄電池で、本体の重量が114kgです。
外観も良くおしゃれなデザインで野外においても見栄えが悪くなることはありません。
太陽光発電システムとも連携が可能で、どのメーカーでも設置が可能です。
大容量・高出力
Powerwallは、蓄電容量が大きく13.5kWhの大容量です。
そのため、万が一の停電時にも家全体の電気や家電を使うことが出来るので通常通り生活することができます。
また、200V機器も利用できます。
その他にも1台では容量が足りない家庭や店舗などでも最大10台まで拡張可能などで安心して使えます。
上記でも説明しましたが全負荷タイプなどで家全体を賄うことが出来ます。
Powerwallの運転モード
Powerwallには3つの運転モードがあります。
ライフスタイルに合わせたモードを選択できます。
自家消費モード
太陽光発電での余剰電力をPowerwallへ充電して、消費が最大になるように自家消費するモードです。
時間帯設定モード
時間帯別の買電単価の高い時間帯と低い時間帯を入力することで、自動で節約してくれて充電と放電をコントロールするモードです。
バックアップ専用モード
電気を使わなく常に100%蓄電し、万が一の停電時のみ使用するモードです。
様々な場所に設置可能な蓄電池
Powerwallは、設置場所を選ばないく、サイズが薄くスリムなため限られたスペースでも設置できます。
また、サイズがコンパクトなので屋内に置いても邪魔になりません。
露出配線や排熱口がないため、お子様やペットがいても安全です。
音も静かなのでどこにいても気になりません。
スマホ一つで簡単管理

テスラアプリでは、Powerwallの蓄電量や太陽光発電の発電量、消費電力量、購入電力量などをいつでもリアルタイムで見ることができます。
Powerwallの蓄電池の設定もテスラアプリから遠隔操作することが出来ます。
蓄電池選びの際に気をつけたほうがいいポイント
ライフスタイルに適していない
一日の電気を使うライフスタイルにあった蓄電池や契約プランに合っていなくてかえって高くなることが考えられます。
蓄電池を決める前に自分のライフスタイルを把握してから製品を選んでください。
蓄電池の寿命を想定できていない
蓄電池の寿命を把握していなく購入した場合失敗してしまうリスクが大きいです。
万が一の災害などで使えなくなってしまっては意味がありません。
また、売電されている方で元を取ろうとしている方は寿命を把握していなければ損をしていても気づきません。
事前に調べてから購入を考えてください。
深夜電力で電力を貯めても料金が安くならない
日中は太陽光によって発電した電力を使い、夜間に電力会社から供給される割安な電力を使う方法があります。
うまくやればもちろん節約に繋がり電気代が安くなります。
しかし、失敗した人もいます。
考えられる原因は、安くなる深夜電力プランに切り替えずに今までの契約で上記の方法を試したからです。
また、安くなる深夜電力のプランは日中の電気は高くなる傾向にあります。
日中に多くの電力を使っていては節電にはなりません。
最後に
蓄電池は20年と使えるものがあり長期間使うものですので慎重に選んでください。
また、費用も高いので損しないように生活スタイルに合ったものを、比較して検討しながら最適な蓄電池を選ぶことが大事です。
「Powerwall」の公式サイトはこちらから🔽

