新日本エネルギーとは?
新日本エネルギーは株式会社NEXT ONEが運営する新電力サービスです。
2019年に事業をスタートしたばかりなので比較的新しい新電力といえます。
供給エリアは沖縄以外の全国対応。
基本料金と従量料金で構成される電気料金プランはシンプルな一律単価になっています。
世帯人数が多く電気をたくさん使う家庭にはお得になりやすい料金設定といえるでしょう。
新日本エネルギーの特徴
新日本エネルギーの主な特徴は次の3つ。
- 初期費用無料
- 面倒な手続きや工事の立会は不要
- シンプルでわかりやすい料金プラン
初期費用無料
新日本エネルギーの電気契約に 初期費用などは一切掛かりません。
現在の電力量計がアナログメーターの場合はスマートメーターへの交換が必要になりますが、その費用を支払うも必要ありません。
面倒な手続きや工事の立会は不要
申し込みに面倒な手続きはありません。 インターネットから10分もかからずに契約できます。
また、現在利用中の電気会社に対して解約や変更の連絡も不要です。すべて新日本エネルギー側が代行してくれます。
シンプルでわかりやすい料金プラン
新日本エネルギーの電気料金プランは 誰にでも分かりやすいシンプルな料金体系 となっています。
大手電力や他の新電力会社にも同じような料金プランがありますので比較もしやすいと思われます。
新日本エネルギーのメリット・デメリット
メリット
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デメリット
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新日本エネルギーの料金プラン

新ネクストプラン電灯B
30~60アンペアで利用でき、電力量単価は一律料金となっています。
シンプルな料金体系でファミリー世帯など一般家庭におすすめのプランです。
新ネクストプラン電灯C
大型の住居や商店など電気使用量が多い人向けの電気料金プランです。
ネクストプラン低圧電力
大型の電気設備を利用している商店・工場などで利用する電気料金プランです。
大型エアコンや業務用の大型冷蔵庫など3相200ボルトの動力機器を使用している方向けのプランになります。
スマートネクストプラン
オール電化専用プランです。
昼間に比べて夜間の電気料金が安く、オール電化住宅や太陽光発電を利用している方などにおすすめです。
新日本エネルギーは一人暮らしでも安くなる?

電気使用量が少ない一人暮らしや二人暮らしの場合、新日本エネルギーの電気代は安くなるのか?調べてみました。
(電気代の比較シミュレーションはこちらのサイトを参考にしています⇒ https://sfplan.jp/npc/simulation/simple)
結論から言えば、 東京電力との比較だと1~2人暮らしの人にとって新日本エネルギーの電気代は安くはなりません。
2022年9月に30Aで月に300kwhの電気を使った場合、新日本エネルギーでは12,151円かかります。
同じ条件だと東京電力は10,584円で、差額が1,567円安いことがわかりました。
なお、家族の人数が多い世帯の方がより安くなります。
ちなみに 関西エリアの場合だと一人暮らしの電気代はもっと安くなりません。
2022年9月に300kwhの電気を使った場合、新日本エネルギーの電気代は11,556円になります。
同じ条件で関西電力の電気代は8,808円、差額は2,747円安いことがわかりました。
世帯人数が多く電気をたくさん使うような家庭でも、電気代は関西電力より安くはなりません。
新電力だから安くなるといった情報は鵜呑みにせず、利用地域や実際の電気使用量を調べてから申し込むように気をつけてください。
新日本エネルギーの口コミ評判
実際に利用している人やこれから考えている人の口コミを紹介していきます。
ツイッターではあまりいい口コミ評判は見つかりませんでした。
電話対応に対する不満や、しつこく勧誘するなどといった声も見られました。
新日本エネルギーごみすぎるだろ。幾ら電話しても繋がらねえぞ。
— 次回つけるよ! (@kamamimakuri) January 13, 2022
中には料金の値上げが酷いといった口コミもありました。
7月の電気料金明細来てちょっとドキドキしたけど旧料金設定で請求されてて安心した
このまま更新月までは変更ないと思いたい以下今月の基本料+電力量料金の比較
請求額3454円
新料金4029円
地域電力料金3459円
…新料金の値上げが酷い#新日本エネルギー— 宇仁うに (@milissa_uni) July 26, 2022
結局電気の契約は新日本エネルギーにしました。アメフリで8500円の案件あったので。
— リョウ犬 (@ryou_04th) August 16, 2022
ネガティブな口コミは2021年以前のものであり、2022年以降はまったく見かけなくなりましたので、運営元のNEXT ONEも自社サービスの改善には努めている模様です。
引用元:https://sfplan.jp/npc/other/next-one-power
Q&A よくある質問
電力供給エリアは?
沖縄以外の全国(北海道エリア、東北エリア、東京エリア、中部エリア、北陸エリア、関西エリア、中国エリア、四国エリア、九州エリア)で利用できます。
解約金はあるの?
新日本エネルギーの契約期間は3年間の自動更新となっていて、更新月以外で解約した場合は、 9,900円(税込)の解約金が発生します。
毎月の使用量や料金はわかりますか?
使用量や料金は、多くの新電力と同様にスマホやパソコンなどで確認できます。
支払い方法の種類は?
支払い方法は「口座振替」「クレジットカード払い」「コンビニ払い」の3つあります。
他社の電力会社では珍しいコンビニ払いができます。
最後に
一人暮らしなど電気量が少ない家庭だと、新日本エネルギーの電気代は大手電力会社よりも高くなってしまいます。
インターネット上のクチコミを見るかぎり、評判もあまり良いものは見られませんでした。
最近は新日本エネルギーだけでなく、各社ひんぱんに電気料金の値上げなどが見られるため十分な注意が必要です。
良い評判ばかりを鵜呑みにせず実際に利用している人の声も確かめてから契約するように気をつけましょう。
新日本エネルギーへの切り替えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。