自然電力のでんきとは?
自然電力のでんきは、自然電力株式会社が
運営している電力会社です。
供給している電力は太陽光発電や水力発電といった、
環境に優しい自然電力を利用して発電しています。
また、全国60箇所に自社発電所を保有しており、
自然電力グループが作った発電所から
発電した電気を利用しています。
今現状では、すべての電力発電を
自社で補うことができていません。
去年データで2018年5月の
電源構成:太陽光31%、日本卸電力取引所52%、
他社からの購入17%となっていて、
日本卸電力取引所や他社からの
購入で電力を供給しています。
ちなみに、日本卸電力取引所や他社から
購入した電力もちろんすべて再生可能エネルギーを
利用して発電されたものを選んで購入しています。
また、原発は使わないので
原発反対の人からも高い評価を受けています。
自然電力のでんきの料金プラン
自然電力のでんきは「自然エネルギー」の3つのプランを提供しています。
- 「SE100プラン」100%自然エネルギーを利用しているプラン
- 「SE30プラン」30%自然エネルギーを利用しているプラン
- 「SEデビュープラン」電気代の1%が自然エネルギーを増やす環境貢献に使われるプラン
SE100プラン
「SE100プラン」は100%自然エネルギーの
太陽光発電や風力発電といった
環境に優しい電力のみ利用しているため
若干SE30プランより料金は少し高いです。
SE30プラン
「SE30プラン」は30%の自然エネルギーの
電気を利用できるプランです。
SE100プランより料金は少し安くなり
自然エネルギーも料金も
こだわり安くしたい人にはこちらがおすすめです。
SEデビュープラン
「SEデビュープラン」は
使用電力量に対しての3%が
自然エネルギーを増やす環境貢献に
使われるプランで電気代を抑えたいけど
自然エネルギーに貢献したい人に
おすすめのプランとなっています。
料金体系の仕組み
自然電力のでんきの料金体系は他社とは異なります。
基本的な仕組みは主に5つに分けられています。
基本料金 | 契約電流に応じた料金 |
+ | |
従量料金 | エリアごとの単価×使用量 |
+ | |
事業を行う費用 | プランごとの単価×使用量 |
+ | |
電気を買う費用 | 30分毎の市場価格×30分毎の使用量 |
+ | |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 年後ごとの単価×使用量 |
上記の料金をまとめて
支払う形となっています。
そして、さらに細かなことを
詳しく説明して行きます。
電気を送る費用
電気を送る費用は、
基本料金と従量料金のとこをいいます。
送配電事業者の送配電ネットワークを
利用して電気を送る料金のことで、
一般的には「託送料金」と呼ばれています。
東京エリア | 契約種別 | 単位 | 料金単価 |
基本料金 | 実量契約 | 1kWにつき | 214.50 円 |
SB・主開閉器契約 | 10Aまたは1kVAにつき | 143.00 円 | |
従量料金 | 実量契約 | 1kWhにつき | 7.45 円 |
SB・主開閉器契約 |
事業を行う費用
事業を行う費用は、「自然電力のでんき」の
サービスを提供し続けていくための
事業運営費のことです。
また、非化石証書も含まれます。
従量料金は全国一律になっていて
1kWhにつきの料金単価となっています。
プラン | 単位 | 料金単価 | |
従量料金 | SEデビュー | 1kWhにつき | 4.00 円 |
SE30 | 4.40 円 | ||
SE100 | 5.40 円 |
電気を買う費用
「自然電力のでんき」の電気を買う費用は、
市場連動価格の料金体系を採用しています。
簡単に言うと電気を買う費用は30分ごとに変動し、
当日の価格はその前日に決まります。
そして、30分の電力使用量も一緒に計算されます。
詳しく説明すると「自然電力のでんき」の
電力調達費は、日本卸電力取引所(JEPX)の
スポット市場の価格に連動し、
この価格は30分ごとに決まります。
ある日の30分ごとの
市場価格は前日に決定されるため、
将来の価格はわからないです。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、
再生可能エネルギー発電を普及や拡大させ
再生可能エネルギーを買い取る費用を
利用者が毎月の電気料金と
あわせて支払われています。
料金は全国一律にkWhあたりの
単価が毎年国に定められ、
単価をご家庭の電気使用量(使用電力量)に
掛けた額が毎月の電気代に含まれます。
期間 | 単位 | 料金単価 | |
---|---|---|---|
再エネ賦課金 | 2017年5月分から2018年4月分 | 1kWhにつき | 2.64 円 |
2018年5月分から2019年4月分 | 2.90 円 | ||
2019年5月分から2020年4月分 | 2.95 円 | ||
2020年5月分から2021年4月分 | 2.98 円 |
電力供給エリアは?
北海道電力エリア、東京電力エリア、東北電力エリア、
中部電力エリア、北陸電力エリア、関西電力エリア、
中国電力エリア、四国電力エリア、九州電力エリア、
の全国9つの電力エリアで利用できます。
支払方法は?
クレジットカードでの
支払いが可能です。
違約金や解約金
違約金や解約金はありません。
ガスとのセットプランは?
ガスセットプランなどの
セットプランはありません。
自然電力のでんきの評判・口コミ
ツイッターで評判を調べてみました。
「自然電力のでんき」の電気代、関西電力使ってた頃より、約1割安い。市場連動価格なので安くなるか心配だったけど、とりあえず安心。契約しているプランだと、使ってる電気の実質3%が自然エネルギーになるようです。料金は高くなるけど、3→30→100%のプランがあります。https://t.co/HObcZ2zZ5I
— いたりぃ (@italy_y) October 31, 2020
電気会社変えた!だいぶ安くなる(はず)し環境にもいい自然電力にした!今までの電気会社は1年間で50481円やった、、、、、高い、、、、
— 生茶 (@n_m_ch_) May 26, 2020
良い口コミを見てみると、
電気代がシンプルに安くなったことがわかります。
東京電力の電気は先月で終わり、
支払いが済みました。僕たちもようやく自然電力です。
(料金まじで変わりませんよ)https://t.co/fVEbeXnpKj— じま (@jiiiimy00) October 17, 2019
電気代が変わらない人もみられました。
地球温暖化を防ぐために何ができるか分からない人も多いと思います。僕も研究者から話を聞き、本を読んで調べていますが、間違いなくプラスになると感じたのは自宅の電気を再生可能エネルギーに切り替えることです。料金が安くなる場合もあるのでお勧めです。
「自然電力」 https://t.co/3GL9y1askA— 水野敬也 (@mizunokeiya) October 8, 2019
電気代だけでなく環境にも
配慮した方にはおすすめみたいです。
自然電力のでんき
初請求きたけど高い印象w
暑い時期だから高めなのかもだけど、これ6カ月後のギフト券分は自分で前払いする感じかな?w久々にキャリアケータイの料金の罠感を感じた笑
— ミッターマイヤー[JPN] (@Mittermeier_jpn) August 31, 2019
逆に高くなった方もいました
料金は季節だけでなく
地域にも影響されます。
電気を自然電力に変えて2回目の請求が来ました。値段は安くなってるし、環境に良さそうなのでよかったという話。
— Kawashimazaki🌳 (@kksz77) June 27, 2019
東京電力からauでんきに乗り換えて数千円安くなり、そこから自然電力の電気にしたらさらに千円安くなった。
あくまで我が家の場合は、だけど、面倒がらずきちんとやらなきゃダメなんだねぇ😵#電気代 pic.twitter.com/JAeTub3SAP— せゆ☆Liberte (@celu_itfm) June 17, 2019
まとめ
環境に配慮したい人には
おすすめの電力会社となっていますが、
料金体系が複雑なため
実際安くなっているのかが分かりづらいです。
- 100%自然エネルギーを利用した電力会社
- 解約金・違約金がない
- 料金プランが3種類